
骨粗鬆症
骨粗鬆症
調べないとわからない、将来の骨折や寝たきりのリスク。その対策
骨がもろく、ちょっとした転倒などで骨折してしまうリスクが高い状態です。
日本に1,200万人以上いるとされ、60歳代女性の5人に1人、80歳代女性の2人に1人(!)と言われます。
骨粗鬆症は保険診療の適応で、治療対象となる「疾患」です。すぐに命に関わるものではないですが、そのままにすれば数年、数十年後に生活の質を落としてしまうので、予防が勧められています。
特に女性は、ホルモンの低下により骨がつくられにくくなるため、40歳を過ぎたら症状がなくても定期的な骨密度検査をお勧めします。
すでに骨折してしまった人以外は、症状がないため検査をしないとわからない疾患でもあります。
現在最も信頼性が高いのは、当院で行うような腰椎と大腿骨での骨密度検査(DXA法)、血液検査です。
色々な選択肢があり、それぞれの生活に適するものを選べます。
まずはカルシウムなどを含めたバランスの良い食事、適度な運動や日光など、日常生活の工夫が前提です。
骨密度が低い方などには、各種薬剤治療をお勧めします。効果、投与方法や頻度は色々なものがあるため、希望をお聞きしながら最適な薬剤を選択します。
骨粗鬆症とその治療は長期間付き合っていくものであり、効果がすぐに実感できるものはありません。
治療継続のため、より自宅に近いクリニックへの紹介や検査のみの受診もお気軽にご相談ください。
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